おしらせ
(14.03/06)
1/24発売!!
『実際にあった怖い話/1月号』
(大都社)
「江戸奇怪談」其の弐
「上だけ」
漫画/未浩
(お近くの書店にて)
こぼればなし
(14.03/06)
「江戸奇怪談」其の弐
「上だけ」
(実際にあった怖い話/3月号)’14
現代の怪奇「都市伝説」は、
江戸の昔にすでに、
語られていた‥?!を、
コンセプトに、
描いていくシリーズ。
第二話目です。
今回は「辻斬り」を、
取り上げています。
「辻斬り」
は中世から見られるが‥
戦国時代から、
江戸前期にかけて、
頻発したそうです。
1602年(慶長7年)に、
江戸幕府も辻斬りを禁止し、
犯人を厳罰化することにした。
辻斬りをする表向きの、
理由としては‥
刃の切れ味を実証するためや、
単なる憂さ晴らし、金品目的、
自分の武芸の腕を試すためなど‥
現代に横行している辻斬りとは、
つまり無差別殺人‥
表向きの理由は時代によって、
変化するでしょう‥が、
このような陳腐な理由が、
命を奪っていいという理由には、
決してならない。
現代の怪奇都市伝説には、
事件や事故によって、
切断された身体の一部が、
怨念によって動きだし、
人々を襲うという話が多い‥
首だけ、手だけ、足だけ、など‥
やはり、
辻斬り、無差別殺人などの、
理由なき悪行の警鐘として、
そうした奇怪談は、
江戸の昔からあるようだ‥。