「江戸奇怪談」最終回
「幽霊絵師」
(シーンP.3)
ネーム→仕上がり
余程のことがない限り、
基本はネーム通り。
「江戸奇怪談」最終回について‥
「実際にあった怖い話」に、
約5年間で全31話、
「江戸奇怪談」は、
掲載させていただいた。
この掲載は本誌「実怖」に、
おいては異質な作品だった。
本誌のテーマは、
題名のそのもの、
実際にあった怖い話だ。
霊能者や体験者の体験談を、
漫画化するのが、
この雑誌なのだ。
一方「江戸奇怪談」は、
江戸を舞台に描く、
奇怪談である。
ありそうな都市伝説や、
怪奇談を江戸時代に、
置き換えて描く漫画である。
その際、時代背景やお話は、
実際にありそうな話、
出来事を選んで描いた。
しかし、
やはりフィクション、
であることは否めない。
そういった意味でも、
この掲載は挑戦だったわけだ。
決して評判が悪くて、
打ち切りという理由ではない。
私はこの作品を「実怖」で、
掲載できたことを誇りに思う。
人のやらないことをやる。
これは私が漫画を描く、
一つの意味が、
そこにあるような、
気がするから‥
少し先にはなると思うが、
いずれネット漫画にて、
「江戸奇怪談」を、
ご披露できるだろう。
この作品の意図と意義を理解し、
掲載を許可してくれた、
担当編集者、出版社に、
改めて感謝したい。
できれば単行本化を、
していただきたかったが‥
そこまで無理は言えまい。
そして、
何より「江戸奇怪談」を、
いつも楽しみにして、
頂いていた読者の皆様に、
御礼申し上げたい。
「実怖」
での次回作も予定している、
さすがに「江戸」もの、
とはいかないが‥
引き続き、
応援よろしく、
お願いしますm(_ _)m
2019年1月26日 PM7:53