1P漫画「踏む」

踏むm未浩の‥
「みじ怪談」
その三十二
「踏む」1P漫画
(鉛筆、Ps/gray scale)

その三十二
「踏む」
(1P漫画用原稿)

昔‥
私はレースクイーンを、
していたので、
脚の美しさには、
多少の‥
自信がありました。
しかし、
昨日から原因不明の、
腫れを引き起こし、
見る影もない。
そういえば‥
昨夜の帰り道、
暗闇でやわらかな‥
何かを踏んだ。

「踏む」
(オリジナル原稿)

この辺りは、
夜中になると、
帰り道の足下は暗く‥
ずっと先にある、
街灯の灯だけが頼りだ。
途中‥
何かを踏んだ。
家に帰った今も、
不気味な感触が、
右足に残っている。
今までに、
感じたことのない感触‥
あれは‥
一体なんだったのだろう‥。