流行りを追うことは、
悪いことではない、
とは思うが‥
私は拒否反応が働く、
なぜか‥
たぶん自分が、
選んだという、
満足感がないからだろう。
他者やマスコミの、
大きな声に、
誘導されていると、
感じる。
私にとって、
流行りものとは、
自分の中の流行り、
なのだ。
一般的な流行りとは、
縁遠い怪談やホラーを、
私は漫画にしている。
怪談やホラーを、
選ぶには勇気がいるのだ‥
自分の死と向き合うこと、
他者の死と向き合うこと、
嫌なことなのだ‥
できれば、
考えたくないことなのだ‥
怪談やホラーは、
霊や怪異を駆使し、
生と死を浮き彫りにする。
できれば、
向き合ってほしい、
死と‥生と‥
そして、怪談やホラーを、
好きになって欲しい。
その向こうに命の尊さが、
見えるのだから‥。