おしらせ
(14.03/06)
3/24発売!!
『実際にあった怖い話/1月号』
(大都社)
「江戸奇怪談」其の参
「水鏡」
漫画/未浩
こぼればなし
(14.03/06)
「江戸奇怪談」其の参
「水鏡(みずかがみ)」
(実際にあった怖い話/5月号)’14
現代の怪奇「都市伝説」は、
江戸の昔にすでに、
語られていた‥?!を、
コンセプトに、
描いていくシリーズ。
其の参です。
元禄、享和、享保、天保、
などの時代には、
芝居小屋も立ち娯楽もかなり増え、
町人の生活は豊かになり、
手相、人相、夢占い、おみくじ、
などの占いの人気は、
全盛を極めたようで‥
もちろん現代にも、
綿々と受け継がれている。
そうした、神がかりな、
「呪い(まじない)」には、
仕来りというものがつきまとう‥
現代には特に、
人伝いや娯楽と、
同化することによって、
簡略化され失敗、
ということが起こる。
現代怪奇都市伝説においても、
占い、呪い(まじない)の、
類いの話は多く存在します。
「こっくりさん」
「ひとりかくれんぼ」など、
今もその手の奇怪談は多い。
そのほとんどが、
人が失敗することによって、
起こる恐怖である。
ここで扱った「鏡」の歴史は、
水に映った自分を認識する、
「水鏡」として太古に遡る。
現実の世界=
「こちら側の世界」
鏡に映った世界=
「向こう側の世界」
という観念は、
世界に共通するものであり、
向こう側の世界を、
覗き込める魅力的であり、
両者は人間の及び知れない世界を、
映し出す「鏡」そして「呪い」
まさに神秘的で最恐な、
題材だということでしょう。