〜お便り紹介〜

日米UFO奇談SP.4〜5「山口敏太郎の日本怪忌行」
File-11/「日米UFO奇談」
サンプルページ(P.4〜P.5)

[やみろじ]
メールフォームより〜
差出人: Kです
性別:男

「実怖」3月号
「日米UFO奇談」編
の感想をお伝えしそびれて、
しまいそうですので‥

ええと、
今までで最も興味深かった、
エピソードです。

まず、
ホラーではなく、
ミステリーだった、
ということがあると思いますが、
ジャンルが変わると、
「読み方」が変わるのかも?
などと、今回の(3月号掲載分)
を読んで思いました。

たとえば、
いつもは “掘り起こす”
ような感覚で読むんですが、
今回は、
 “眺める” という意識が、
強かったと思います。
重さで表わすと、
普段は重いけれど、
今回は軽やかな読み方が、
出来たんじゃないかなぁ~
と思います。
なんといっても、
直接的な表現、
(死ぬ、殺す、呪う、流血、
するなどの絶望的なもの)が、
ほとんど存在しなかったですし、
そんな点にも好感が、
持てたんだろうと思います。

ワタシ個人は、
軽やかなモノのほうが好みです。
肉よりも野菜、
ワインは赤でなく白、
未浩さんの絵にも
(どことなくユーモラスである、
という点も加味して)
軽やかさを感じておりますね。
(一部省略)

今回の物語の背景は、
(アメリカ秘史というだけに、
とどまらず)宇宙ですから、
これまでのエピソードには無い、
スケールの大きさが読み応えに、
つながったのかも?
とも感じました。

追う対象が霊魂であろうが、
UFOであろうが、
山口氏にとっては、
トレジャーハンティング、
すなわち
「冒険」であることに、
変わりは無いんだろーな、
と思います。
とはいえ『ジツコワ』
はホラー雑誌で、
霊魂を扱うことが、
当然という雑誌ですから、
今回のような作品ばかりを、
望むのもムズカシイだろうなぁ、
でも数回に1度くらい、
またこのような、
ミステリー作品が、
読めるとウレシイなぁ、
とワタシは思いました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Kさん、
いつも的確かつ貴重な、
感想ありがとうございます。
m(_ _)m
次回作もご期待ください。