未浩の‥
「みじ怪談」
その一〜その十
その一「あ‥」
「あ‥」っと、言いたかったが、
私の首はもう胴体から離れ、
線路の脇で「あ‥」の口を開けて、
通り過ぎる電車を見送っていた。
声を出そうとするが‥
大量の血液が、
口から溢れ出るばかりだった。
未浩の‥
「みじ怪談」
その一〜その十
その一「あ‥」
「あ‥」っと、言いたかったが、
私の首はもう胴体から離れ、
線路の脇で「あ‥」の口を開けて、
通り過ぎる電車を見送っていた。
声を出そうとするが‥
大量の血液が、
口から溢れ出るばかりだった。
未浩の‥
「みじ怪談」
(短い怪談のこと)
[黒猫盛り]
(Gペン、筆ペン)
illustration
poem
未浩
[闇鴉]
(Gペン、筆ペン)
雨つぶ
(Gペン、Ps/カラー)
未浩.作
蝋石列車
(ろうせきれっしゃ)
(Gペン、Ps/カラー)
未浩.作
水の羽根
(鉛筆ラフ、Ps/カラー)
未浩.作
カギ
(Gペン、Ps/カラー)
未浩.作
海
(Gペン、Ps/カラー)
未浩.作
「Mad scientist」
(鉛筆ラフ、Ps/カラー)